滅びゆく者には愚かな言葉 忠興はそれから暫く体調を崩した。もとより体は強くはない。臥せっている彼を心配して何人か見舞いの使者が来たが、会いたくないので帰した。本当に誰にも会いたくなかった。そんな忠興が、会わざるを得なかったのが蒲生氏郷だった。氏郷は自らやってきた。だ… 2022-06-09明智光秀だったはずの妖怪がなんやかやあって細川家を籠絡する話創作戦国,明智光秀,歴史創作,細川忠興,細川興秋,蒲生氏郷