腐れ縁と馬鹿に付ける薬がない 馬鹿は死んでも治らない、という言葉を思い知る。久方ぶりに会った男は、自分の記憶とは何一つ変わっていなかった。仕事終わりの金曜日。男のスマートフォンに一件のメッセージが舞い込んできた。『相談したいことがある。』などという白々しくも、文面から察… 2022-06-02現パロ,細川忠興,蒲生氏郷,高山右近
おどる長春花 #1 あの青空と僕らについて(あるいは与一郎と記憶を取り戻した康之の話)与一郎には記憶がある。振り切ろうにも消え失せない記憶が。それはある朝のことだった。あの最期の手紙を受け取った日。近日出向いたします……今でもそらで言える。実はこの記憶で… 2022-06-02古田織部,松井康之,現パロ,細川忠興,織田有楽,蒲生氏郷,高山右近