ひまわり 油照りの中、国元から上洛した折のこと。吉田の邸で一息ついた頃に忠興は言伝があるということを聞いた。淀の永井尚政が花をいくつか贈りたいとのことで、特に時期は待たないが数奇で使って欲しいとのことであった。尚政は若くして老中まで上り詰め、今は畿内… 2022-09-23ワンライ,歴史創作,永井尚政,烏丸資慶,細川忠興,細川立孝