Hail to a father of divine,To the son the light will shine. 北に向かう雁を見ていた。彼らの終わりを見届けることは叶わない。遠くなる黒い影は空に吸い込まれるように小さくなり、やがて見えなくなった。弟の死というものは、えてしてそういうものだった。彼が死んで一年がたつが、今も彼の真意を全て知ることはない。… 2022-09-23兄弟,徳川家光,徳川忠長,歴史創作